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Unitのエアドロ戦略。Hyperliquid系ブリッジを徹底解説

Unitのエアドロ戦略。Hyperliquid系ブリッジを徹底解説

Hyperliquid上にBTCやETHなどの主要資産を持ち込める、公式の資産トークン化プロトコル「HyperUnit (@hyperunit)」。

CEX級の取引体験とHFT出身の精鋭チームを武器に、ローンチからわずかでTVL10億ドルに迫る急成長を遂げています。$UNITトークンの発行準備も進んでおり、大規模エアドロップが有力視される今、その全貌と具体的な戦略を徹底解説します。


ざっくりいうと

  • Hyperliquid上でBTCやETHをシームレスに扱うための資産トークン化プロトコル
  • HFT出身の精鋭チームが開発。ローンチ後半年でTVL 10億ドルに迫る驚異的な実績
  • 公式トークン$UNITの発行準備は明白で、積極的な利用者に大規模エアドロップの噂

HyperUnitとは?

HyperUnitとは、レイヤー1ブロックチェーン「Hyperliquid」上で外部資産を扱うための、資産トークン化プロトコルです。ユーザーはビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)といった主要資産を、それぞれのネイティブチェーンから直接Hyperliquid上に持ち込むことができます。

持ち込まれた資産は「uBTC」や「uETH」といった代替トークンに変換され、Hyperliquidのオンチェーン注文板でシームレスに取引可能になります。

これにより、従来は分断されていた異なるチェーンの資産を統合的に管理し、スポット取引からデリバティブ取引の証拠金まで、資本効率を最大化しながら活用できるのです。Unitは、HyperliquidをCEXに匹敵する包括的な取引所へと進化させる、心臓部とも言えるインフラです。

HyperUnitの主な特徴

CEX級の取引体験と深い流動性

HyperUnit最大の強みは、Hyperliquidエコシステムとのネイティブな統合です。単なる汎用ブリッジではなく、取引インフラの一部として設計されているため、CEXに匹敵する深い流動性と狭いスプレッドを即座に実現しました。

2025年2月のローンチ直後、BTCの現物市場は日次出来高1,800万ドルを記録し、その後わずか数ヶ月で1億7,000万ドル以上に急成長。ETH現物も同様に1億5,000万ドル超に拡大し、一時はネイティブトークン(HYPE)の出来高を上回るほどの活況を見せました。

UnitはHyperliquidが「あらゆる金融のハブ」となるための、まさに血流の役割を担っているのです。

HFT出身の金融エリートチームが自己資金運営

HyperUnitの開発チームは、Hudson River Trading (HRT)やJump Tradingといった高頻度取引(HFT)のトップ企業、さらにはイスラエル国防軍のサイバー部隊出身者などで構成されています。

HFTの世界で求められるのは、ミリ秒単位の遅延も許されない超低遅延システムと、膨大な取引を処理する堅牢なアーキテクチャです。その知見が、Unitの高速かつ安定したプロトコル設計に直接活かされています。市場の微細な動きを捉えるプロたちの技術が、DeFiの世界に持ち込まれているのです。

そのプロたちが資金調達をせず自己資金で運営しています。つまりVCへの大きなトークン割り当て必要がなく、ユーザーへ大きなエアドロップを実施する可能性が期待されています。

セキュリティと速度を両立した設計

Unitは、ブリッジの脆弱性を克服する高度なセキュリティ設計を誇ります。「Guardian Network」と呼ばれる分散型の仕組みを採用し、3つの独立ノードのうち2つの署名(2-of-3マルチシグ)がなければ、重要なトランザクションは実行されません。

さらに、秘密鍵はマルチパーティ計算(MPC)技術で分割管理され、各ノードのセキュアエンクレーブに断片が保管されます。これにより、過去に多くのプロジェクトを悩ませてきたブリッジのハッキングリスク、すなわち単一障害点の問題を大幅に低減しています。

驚くべきは、この堅牢なセキュリティを維持しつつ、圧倒的な処理速度を実現している点です。ユーザーからは「Solanaネイティブの送金より速い」との声も上がるほどで、BTCやETHの入金も数分で完了します。手数料がネットワーク手数料のみという点も、大口ユーザーにとっては大きな魅力です。

HyperUnitのエアドロップ戦略

①Unitのブリッジで継続的に取引量を稼ぐ

  1. 対応トークンとウォレットを用意
  1. ウォレット接続:https://app.hyperunit.xyz
  2. 右側に表示される送金先アドレスに送金 (受付の最低金額があるので注意)
  3. HyperliquidのSpotで売買

※ブリッジの作業はアグリゲーターのJumperでも可能です。https://jumper.exchange/

いちおうJumperもエアドロップの可能性があるので、多重取りとして使うのはあり

おすすめのエアドロ5重取り戦略

Unitはブリッジ系なので、送金元と送金先でのアクションを組み合わせることでエアドロ多重取りを狙った活動が可能です。たとえば以下の通り。

  1. SOLチェーンでUSDC・USDTを用意
  2. USDC・USDTでStandXのBUSDをミント:https://standx.com/referral?code=airdroplab
  3. DEXアグリゲーターのTitanでBUSDをSOLにスワップ:app.titan.exchange/@TITN
  4. SOLをJumper(Unit)でHyperliquidにブリッジ:https://jumper.exchange/
  5. HyperliquidでSOLを売ってUSDCに。引き出してCEXへ送って1に戻る

なんとこれで5重取りのエアドロップ活動になります!スリッページなどに気をつければそれほど多くのコストはかかりません。継続的に多くの金額の取引を続けることで、それぞれ多くのエアドロップがもらえることが期待できます。

②UnitチームのPerpDEX・trade.xyzで取引

HyperliquidのHIP-3開始に伴い、Unitチーム(と思われる)が新たなPerpDEX・trade.xyzを発表。暗号資産のトークンではなく、株式などいわゆる伝統的な金融商品を扱えるプロダクトです。現在、一部のユーザーに解放されており、事前登録が可能です。

ただし、Hyperliquidで$5M以上の取引履歴のあるウォレットのみが登録可能。

少しハードルはありますが、Hyperliquidでのボリュームを稼いでエアドロップを狙いつつ、ある程度の限定された枠に入ることは期待値としてはいい行動だと思います。

リスクと注意点

開発チームのメンバーは個人名や顔を公開しておらず匿名性が保たれています。プロジェクトの透明性を重視するユーザーにとっては懸念材料となる可能性があります。

まとめ

  • HyperUnitはHyperliquid上でBTC等を扱うための資産トークン化プロトコルで、CEX級の取引体験を提供します。
  • HFT出身の精鋭チームが開発を主導し、ローンチからわずか半年でTVLが10億ドルに迫るなど、驚異的な成長を遂げています。
  • 公式トークン$UNITの発行が確実視されており、ブリッジ利用や現物取引といった積極的なプロトコル利用がエアドロップ獲得の鍵となります。

参考資料